2011年8月30日火曜日

ガーデニング開始

本格的な中庭の大改造に
着手しました。
奥側の丘を削り、ロビー前の
窪地を埋めて庭全体を平ら
にしています。大型のキャタ
ピラダンプで土を移動してます。

土地を平らにすることには
意見が分かれました。
自然の起伏がいい
という声もありました


でも途中の丘で中庭が
ねじれて庭が分断されて
いるので結局修正することに
なりました。

ロビー前から順に平らに
ならしていきます。



大きく育った桜の木も
移植することに。





普通なら秋になってから丁寧に根巻きを
して移植するのですが、ロビー前は突貫
工事で大急ぎできれいにしなければ
ならないので、こんな残酷な移動になり
ました。「桜はフルイでもつく」と言われる位
移植には強いのですが心配です。
(後日談 移植した樹木は全て元気でいます)



2011年8月20日土曜日

シェラ全体のゾーニングプランを書いてみました。

シェラリゾート白馬の広い森の中でお気持ちのいい温泉にゆっくりはいって、散歩したり、本を読んだり 景色や花を眺めたりしながら、のんびりと1日をすごせたら
いいなあ と考えて書きました。
完成で来たらいいなあ。 

2011年8月10日水曜日

女湯 早川の古民家 仮組み

カネタ建設の糸魚川の工場で 数日前に解体した
女湯早川の古民家の部材が運ばれてきました。
泥や汚れを丁寧に落として終えて
梁の仮組が始まりました。

最初に周囲の桁梁を並べます



通し梁を桁の間に先にかけて上につなぎ梁を載せます。
そこへ周囲の桁から根曲がりの梁を腰掛鎌継ぎのような
仕口でつないでいきます。
通し梁の下には柱があり荷重を受けるようになって
います。



梁の上にさらに大引きのような材をのせていきます。
これは小屋裏の床の下地に利用するためと、
屋根の挿す(さす)をうけるためなんでしょうか?
ともかく上下左右に複雑に組みあげられています。





だいたい仮組が出来上がりました。縦横に組合せて 固めてあります。
ほぞとクサビだけで釘は全く使ってありません。
もっとも材が太すぎて釘なぞ打っても役に立ちそうもありませんね。






下から眺めたところです。
周囲の桁材はかなり傷んでいるので 
この後新材で桁を刻み直して組み替えます。



2011年8月5日金曜日

女湯 早川の古民家 解体


 糸魚川市の早川の上流の山沿いに立つ古民家。
築100年前後でしょうか。
比較的新しいものです。
かなり大きく立派な作りです。
地区の庄屋さんクラスだった
かも知れません。




梁の上に板が張ってあります。



萱もきれいで傷んでいません
ちゃんと手入れしていたのでしょう。
小屋の作り方は同じです。
勾配はかなり急です。




解体していくとお目当ての
根曲がり梁がでてきました。
男湯 梶山の古民家に比べて
木材の側面がきれいに太鼓
おとしになっているのが
わかりますか。
梶山の時代に比べると
製材技術が進歩したのか
道具が進歩したのか
イノーべーションしてますねえ





かなり大きな家です。
男湯より大きいです


内部はかなりきれいです。

鴨居の上をご覧ください。
梶山の古民家にはあった
内法(うちのり)と呼ばれる柱を貫く
極太の貫(ぬき)がなくなり、
長押(なげし)が貼られています。
ごっつい感じがなくなり
かなり洗練されてきています。